南極条約60年記念イベント「南極条約60年と日本、そして未来へ」開催のお知らせ
2021年5月20日
人類が自由に科学研究を行い、人類社会の未来のために共有する南極を守るために作られた南極条約が、2021年6月23日に発効60周年を迎えます。
これを期して、現在の地球温暖化や国際政治状況の変化のなかで岐路を迎えている本条約の重要性の再確認し、未来のあり方を考える講演会を開催します。国際的な観点を含んだ法政策的視点や、条約下での日本の南極観測やその研究成果等から、日本が南極の未来にどう関わっていくべきかを多角的に考えてみたいと思います。
オンライン開催となりますが、南極と日本の関わりの歴史と未来に興味をお持ちのみなさまのご参加をお待ちしています。
主催:神戸大学極域協力研究センター、国立極地研究所
開催日時:2021年6月9日(水)13:30~16:15
プログラム:
13:30 開会・・・室山哲也(日本科学技術ジャーナリスト会議会長)
13:40 南極条約60年:その意義と将来の課題・・・柴田明穂(神戸大学 教授)
14:00 基調講演 南極における法の支配・・・岡野正敬(外務省 国際法局長)
14:30 コメントと質疑 国際関係からの視点・・・都留康子(上智大学総合グローバル学部 教授)
14:45 小休憩
14:50 南極からのメッセージ・・・中山由美(朝日新聞 南極・北極専門記者)
15:10 南極条約下での日本の南極観測と科学研究・・・中村卓司(国立極地研究所 所長/教授)
15:30 国際協力で進む南極のペンギン生態研究・・・高橋晃周(国立極地研究所 准教授)
15:45 ディスカッション、聴衆からの質問・・・室山哲也/全員
16:15 閉会
参加方法:事前申し込みが必要です。参加無料。
詳細・申込:https://60antarctictreaty.org/